志
2016/05/22
「志」とは心が目指す方向で
つまり心のベクトルだと思います。
自分の行き先がわからない人は、
必ず道に迷います。
また
行き先のわからない船や飛行機には
だれも乗りたがらないですよね ?
それと同じように
心の行き先が定まっていないような人が
話している事が、ブレてると感じたら
誰も共感しないですよね?
ましてや絶対に、この人に、ついていきます!
なんて事はしないと思います。
幕末では、「志」に生きる者を
【志士 】と呼んだそうです 。
青雲の志士と言う「志」を
抱いていたそうです。
これは成功して、
立身出世する事という意味だそうです。
幕末の偉人でもある吉田松陰は、
人生において最も基本となる大切なものは、志を立てることだ!
と日ごろから門下生たちに説いたそうです。
吉田松陰の有名な言葉を紹介致します。
「志士とは、高い理想を持ち
いかなる場面に出遭おうとも
その節操を変えない人物を言う。
節操を守る人物は、
困窮に陥ることはもとより
覚悟の前で、いつ死んでも良いとの覚悟も
できているものである。 」
「志」を持つ吉田松陰の
志士の覚悟と言う物を述べています。
「志」を持つ人は、
どんな場面でも絶対に
自分の信念を変えません。
たとえ時代の流れが変わっても、
死の危険があったとしてもです。
私敵な感情にとらわれたりしないで
初めて「志」と言えるのではないかと思います。
そして
よく混同してしまう考えですが
「夢」と「志」は違うと思います。
例えばですが
自分が幸せになりたいと思うことは
「夢」であり
世の多くの人を幸せにしたいと思うことが
「志」だと思います。
「 夢」は、自分のためであり
「志」は、世の多くの人々のために動くことだと思います。
幸せになりたい
じゃなくて
幸せにしたいというのが
重要でありこの違いが
ビジネスにおいても大切だと思います。
このことが
「夢」ではなく「志」が
ビジネスと繋がるように感じます。